今日は休みを取って、5年振りの免許更新に行ってきた。
残念だったのは、これまでとは違い免許証がゴールドからブルーに変わったこと。そのために講習を2時間も受けないといけなかったこと。
しかも免許証の有効期間は5年ではなく、3年と短い。
それでも退屈と思われた講習は意外に興味深かった。
「安全運転5則」以外に印象に残ったのはこんなところか。
●年間の交通事故件数は全国で約50万件。そのうち死者は年々減りつつあるもののまだ約4000人もいる。
●時速40キロで走る車は1秒間に11メートル進む、60キロなら17メートル、80キロなら22メートル、100キロなら28メートル進み、それらを空走距離という。
●ブレーキを踏んでから実際に車が止まるまでの距離を制動距離といい、車の性能によって異なるが、およそ空走距離と同じ距離がかかる。
●つまり、時速40キロで運転していた人が急ブレーキを踏んで止まるにはおよそ22メートル必要で60キロなら34メートル、80キロなら44メートルもかかる。
●上記からわかることは車間距離をしっかり開けること。交通事故の約半数は追突事故なのだそう。
●一日の中で最も事故の多い時間帯は薄暮、つまり日没の前後1時間(それ故に早めの点灯、冬場は16時、夏場は17時からの点灯が推奨されている)
それらに加え、子ども、老人、自転車の行動特性を意識した運転の大切さも改めて事故シーンを見ながら聞くことで再認識できた。
「人は、危険を感じると注意する。漫然としていれば不注意になり、事故を招きやすい」
車の運転も人生も同じだと思った。
常に危機意識を持って前進していきたい。
スピードを気にすることなく。
人生にスピード違反はないのだから。