あかん予感

 

「◯◯さんみたいに階段から落ちたりしないように気をつけてね」

 

そう言われた8分後に階段から落ちて足首をひねって捻挫した。

 

右奥の歯が欠けていつもの歯医者に電話を入れると、たまたま院長先生が出られて、予約満席の日に何とか予約を押し込んでくれた。

 

行ってお礼を言うと、「信じてもらえないと思うんですけど、◯◯さん(筆者)最近来られてないなぁって今朝考えてたところだったんですよ」

 

「そんなこと考えたから歯が欠けてしまったんならホント申し訳ないんですけど・・・」と若い院長先生が話してくれたので、「いえいえ、実は前回もそろそろ検診に行かないとなぁ、と思ってた時でしたし、今回も行かなきゃ行かなきゃと私も思ってたところだったんです」

 

何の力が働いているのかはわからないけれど、誰かの予感が当たるのは興味深い。

 

それが「あかん予感」の時は話は別・・・ではなく、その方が大事。

 

誰かの予感は他人事ではなく、必ず自分の中でも共鳴しているはず。

 

同僚がいつも言っていたことを思い出した。

 

「良い予感はなかなか当たらないんですけど、悪い予感は必ずと言っていいほど当たるんです」

 

二度あることは三度ある

 

楽観主義もいいけれど、「あかん予感」がした時はいつも以上に気をつけよう。