引越し後の片付けをしているとこんな言葉が書かれたプリントを見つけた。
10秒の愛
仲島正教
子どもって、忙しいときに限って、寄ってきます。
子どもって、なかなか さっさとできません。
子どもって、なかなか はっきりと言えません。
でも、
たった10秒でいいのです。
まず子どもを抱きしめてあげてください。
たった10秒でいいのです。
「早く!」って言う前に待ってあげてください?
たった10秒でいいのです。
せかさずに、じっと聞いてあげてください。
すると、
そこに「笑顔」が生まれます。
そこに「つながり」が生まれます。
たかが10秒、されど10秒
「10秒の愛」は子どもを幸せにするのです。
プリントに書かれてある紹介によると仲島氏は西宮市在住の教育サポーターとのこと。
忙しさに追われて10秒の余裕を持つことをすっかり忘れてしまっていた。
子どもたちにとって10秒は決して短い時間ではない。
その10秒が愛に満ちた時間であれば、それは永遠にも感じられさえする。
片付け自体よりもこの言葉を見つけるために今日という日があったのかもしれない。