この人生は自分の物語。
脚本も演出も主演も自分。
以前にそんなことをブログに書いた。(自分の物語 - おもしろきこともなき世をおもしろく自分の物語)
主人公を魅力的に描くのはもちろん、面白い物語に欠かせないのはライバルであり、脇を固める助演者たちだ。
登場人物のキャラを濃く、具体的に描けば描くほど、物語は面白くなる。
強さも弱さも勇敢さも卑怯さも併せ持つのが人間であり、矛盾を抱えながら、葛藤しながら生きる姿に人は共感を覚える。
それにキャラの強い登場人物であればあるほど物語にスパイスとキック(思わぬ展開)を与えられる。
自分の人生、実際の人生も同じではないか。
ふとそんな思いが舞い降りてきた。
キャラの強い人たちを避けようとしていないか? 排除しようとしていないか?
その人たちに活躍の場を与えれば与えるほど、物語は幅が広がっていく、深くなっていく。
豊かになっていく。
自分の人生という物語も。
他人の物語も。