実はある友人から貰ったのはもう10年も前のこと。これまでも何度か読もうと本を開いては数ページ、いや、数行で諦めていたのが、今回は違う。
面白いのだ。
あれほど反発していた東京が妙にしっくりくる。
息子から「相対性理論って知ってる?」と尋ねられて「知ってるよ」と答えてこれまで聞きかじった入口の入口の情報だけを伝えてから書棚に向かった。積読になっている「なぜE=mc 2なのか?」を引っ張り出してきて読み始めると、
面白いのだ。
小学6年生の娘が言う。
「リビングにある『まんが日本の歴史』は今までちっとも面白いと思わなかったんだけど、学校で習い始めたらとっても面白いことがわかった。」
それぞれ「然るべき時」が来たということなのかもしれない。
焦らずともその時は来るし、来ない時は来ないもの。
力を抜いて今を楽しめばいい。