あるとない

 

何かがないと何かがある。

何かがあると何かがない。

 

しばらく前にテレビと冷蔵庫と洗濯機のない生活について書いた時の結論である。

 

当たり前のことと言えばこれほど当たり前のことはない。

 

それでも何度も自分に言い聞かせるように呟いてみると、普段自分が仕事でも私生活でも「ない」ことに焦点を絞ってぼやいていることに気づく。

 

時間がない、場所がない、人が足りない、力がない・・・

 

故に「ある」ものに目を向け、そこからやり直したい。

 

心からそう思った。