栃木旅行の3日目は警報が出るほどの豪雨と福島の震度4の地震から始まった。
朝4時過ぎには雨も上がり、青空が顔を出し始めた。
ペンションの朝食は手作りで優しいおいしさに溢れている。
今日は今回の旅行のメインイベント、日光東照宮を参拝する。
これを機会に阿吽の呼吸を調べてみた。
https://jpnculture.net/komainu/
かの有名な
見猿聞か猿言わ猿は「悪いこと」という枕詞がつくと納得感が増す。
これまた有名な
眠り猫の門の反対側には
猫が寝ているとその裏でスズメが安心して遊べるという。平和になることの価値を表しているのだとか。
大雨の中を奥宮を目指して歩いて上る。
奥宮は徳川家康の遺骨が分納され、当時から一度も開けられていないという。
宝物殿では徳川家康が着用したという鎧や兜の展示や陽明門のドキュメンタリー、徳川家康物語のアニメなどわかりやすく、日光東照宮を学べる場所になっている。
帰りには栃木市に立ち寄り、昼食を「回転しない寿司」で食べて舌鼓を打ち、
駅前の通りを散策して、庶民の生活を知ることで歴史の広がりと深さを感じることができた。
約200年前の質屋の家は当時は非常に多くのお金を掛けてできた家。雨戸が内側にあったり、外から見られてもわかりづらい格子窓が嵌められていたり、お金の仕舞われている戸棚のレールが鉄でできていたり、と様々な工夫が凝らされていた。
渋滞に合わないよう早めに帰途につく。
今回の夏休みの旅行はこれにて終了。
お付き合いいただき、ありがとうございました。