名前には力がこもっている。
ふとそんなことを思った。
人の名前はもちろん、商品やサービスにつける際のネーミングセンスやそこに込められる想いや意志の質と量次第で大きな違いが生まれると普段から何となく感じていた。
それを意識上に引っ張り上げてくれたのがこれ。
草津のホテルに泊まっていろんな野外のアクティビティを楽しんでいた時に見つけたゴミ焼却炉だ。
その存在感に力を感じて近寄ると「偉力」の文字が。
その堂々とした体躯と天を突き抜けんばかりに屹立した三角形の頭。
そこに刻まれた「いりょく」は「威力」ではなく、「偉人」の「偉」をあてがっている。
その威力と言ったら!
名前の威力を感じた。