木村のりんごをもらった。
りんごの最初のイメージは幼い頃病気で学校を休んだ時に母がすり下ろしてくれたりんごジュース。
魔法のランプのような透明の容器に入ったジュースは何とも言えないおいしさで火照った体に染み入った。
「木村のりんご」とは、「奇跡のリンゴ」と呼ばれている無農薬で育てられたりんごのこと。
絶対不可能と言われた無農薬によるりんご栽培を実現させた木村さんの本を以前に読んで感動したことを思い出した。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)
- 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/04/12
- メディア: 文庫
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イノベーションは誰もやらなかったことに挑戦し、艱難辛苦を耐え、辿り着いた時に起こる。
効率の名の下に犠牲になっているものがあることを忘れてはいけない。
追伸
無農薬のりんごは優しく、美味しく、普段は何かを敏感に感じ取って食べない息子が一皿平らげた。
映画も観てみたくなった。