真犯人の正体

 

奇妙な夢を見た。

 

その夢は幾つかのシーンに分かれていて、一つひとつの場面で事件が起こり、犯人を追いかけている。

 

途中、犯罪のパターンを予測し、犯罪が起こる瞬間を待ち伏せするも何故かその瞬間だけが切り取られ、犯人はまんまと逃げおおせてしまう。

 

その後も捜査の途中で自ら傷ついたり、身近な人たちが次から次へと出てきては捜査に協力してくれ、いよいよ犯人が捕まりそうになるもののあと一歩のところですり抜けられる。

 

いつも肝心なところで失敗したり、大事なことが抜け落ち続けてなかなか犯人は捕まらない。

 

そんな時ある思いが頭をよぎる。

 

犯人は・・・

 

 

自分なのではないか。

 

 

心の奥底にあった思いが浮かび上がってくる。

 

本当は最初から分かっていて、それを認めたくない自分が自分を欺いていただけだったと・・・

 

 

カードゲームをしたら2回ともこの通り・・・

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