物心つく前

 

「あの頃はまだ物心ついてなかったから」

 

子どもの頃の話ではなく、新しい仕事や新しい環境でまだ何が何かわからないまま取り組んでいた時期に起こったことにそう言って懐かしみ、反省する。

 

英語では "He doesn’t know what he is doing.” (彼は自分で何をしてるかわかっていない)という表現がある。

 

随分失礼な言い方だと思っていたけれど、改めて客観的に考えると言い得て妙だ。

 

まさに物心がついていない状態と同じ。

 

新しい仕事や環境に、世の中に適応できる前の出来事は前世の記憶のようなもの。

 

物心つく前の出来事は気にしなくてよい。

 

やり直せばいい。