優しさという非情

 

「優しさ」は大切。

 

それは言うまでもない。

 

しかし、その優しさが表面上のことになってはいないか。

 

不安や弱音に寄り添い、共感することはしてもそこで終わってしまっては「小善」の範疇。

 

不安や弱音を乗り越え、その人自身が驚くほどの自分になっていけるよう励まし、力添えし、自立して歩んでいけるように、

 

成長していけるように、

 

するのが「大善」であり、

 

真の優しさではないか。

 

表面上だけの「優しさという非情」に気づかないうちに陥ることだけは避けたい。