自分という小宇宙

 

昨日に引き続きヴィトゲンシュタインの言葉を引用しよう。

 

きみの生き方が世界そのものだ

 

きみがこれからも今までのように生きていくならば、世界もまた今までのようでしかないだろう。

けれども、きみが今後の生き方をなんとか変えていくならば、それにつれて世界もまた別の新しい顔を見せてくれるだろうし、世界はさらに広がっていくだろう。

きみと世界は別個に存在するわけではない。また、すでにある固まった世界の片隅にきみが置かれているわけでもない。

きみ自身がきみの世界だ。そして、きみはきみの世界で生きている。だから、きみの生き方できみの世界はいくらでもよくなっていくのだ。

実は、きみ自身が一つの小宇宙なのだ。

 

論理哲学論考

 

自分の考え方や感性に基づいて創世する世界が自分なりの小宇宙ならば、その責任を担うのはもちろん自分であり、

 

楽しむのも自分なのだ。

 

自分という小宇宙を思う存分、満喫したい。