諦めない心

 

「諦めない心が全てだよね」

 

オリンピックの野球1回戦は強敵ドミニカ共和国を相手に9回裏に2点差をひっくり返して勝利を飾った。

 

体操ではは弱冠19歳の橋本選手が個人総合で途中4位から最後の最後で大逆転して金メダルを獲得した。

 

卓球では水谷隼伊藤美誠が激戦の末、中国を破り卓球史上初の金メダルをもぎ取った。

 

柔道女子70キロ級の新井千鶴選手の準決勝は文字通り死闘となった。タイマゾワ(ロシア・オリンピック委員会)選手との16分を超す戦いは重く長く、最後の最後は送り襟絞めで一本となった。その勢いは決勝戦にも続き、金メダルを手にした。

 

ソフトボールは宿敵アメリカを決勝戦で破り、北京以来の優勝を成し遂げた。前回のリオと次回パリオリンピックでは正式種目から外れるという状況の中で13年振りにオリンピックのマウンドに立った上野選手の執念、諦めない心が世界を圧倒した。

 

諦めない心を持つ!

 

前代未聞

 

前代未聞とはこのことではないか。

 

TOKYO2020サッカー日本代表チームがフランスを4対0で下した。

 

無敗のまま決勝トーナメントへ進出!

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae84be16aaee933e3c250120640980e4e37de6d?tokyo2020

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日本があのフランス代表に、4対0で勝ったのだ。

 

その試合運びの鮮やかさと守りの固さと言ったら。

 

しかも3対0のままアディショナルタイムに入ってからの得点はまるでブラジルやドイツのような強豪チームが格下のチームにするような余裕ととどめだった。

 

前半の久保のゴールもディフェンダー酒井のゴールも後半の三好のシュートも前田のダメ押し4点目も本当に凄かった!

 

前代未聞の出来事もいつかは当たり前になる。

 

全員守備・全員攻撃

 

監督の戦略と選手の想いと努力が未来を切り拓いていく。

 

過去のものを

 

「僕たちは過去のものを大切にするんだ。そうしないと自分たちが何者か忘れてしまう。」

 

世界ふれあい街歩き」というNHKの番組を見ていて印象に残った1シーンである。

 

ポルトガルの首都リスボンで古い装飾タイルを営んでいるお店のオーナーが哲学を語っていた。

 

自分の仕事の意義を明確に捉え、やりがいを感じ、誇りを持って働いているのが画面越しにも伝わってくる。

 

果たして、我々は過去のものを大切にしているだろうか。

 

未来を夢見ることも大事だけれど、過去を軽視すれば、根無し草のように不安定な生活を余儀なくされる。

 

自分たちの存在意義を知り、誇りを持って生きるためにも過去のものを大切にしたい。

 

今この瞬間を生き切るために。

 

未来へ繋げるために。

 

辞めるというオプション

 

女子競泳400メートルメドレーで金メダルを取った大橋悠依選手の選手生活は決して順風満帆だったわけではない。

 

今大会前にも伸びないタイムと精神的な落ち込みがあってコーチに相談したという。

 

「水泳を辞めることも考えてもいいんじゃないか。」

 

不思議なもので、その選択肢があることを改めて認識したことで逆に気が楽になり、再び水泳に打ち込む力が湧いたという。

 

我々は自分で選択した道であっても、その道を走り続けていくうちに求められる結果やルールに雁字搦めになって、いつの間にか心を失くしてしまう。

 

いつやめてもいいというオプションがあることを忘れてしまって。

 

その選択肢があることを意識できれば自らこの瞬間を選び続けていることに気づけるはず。

 

「自分の泳ぎができました。楽しかったです!」

 

その言葉が自然に出てくるようになる。

 

そして、結果が出る。

 

我々も同じなのだ。

 

応援というドーピング

 

オリンピックが静かに進行している。

 

スポーツもまたコロナ禍でダメージを受けている業界。

 

緊急事態宣言下におけるTOKYO2020は無観客で行われていて、ボールを打つ音や水飛沫の音、選手の叫び声が競技場に響く。

 

女子テニス1回戦では大坂なおみ選手が中国の鄭選手を制し、スケートボードの堀米選手と水泳の大橋悠依選手が個人400メートルメドレーで金メダルを獲得した。ソフトボールはカナダを倒し、銀メダル以上が確定した。阿部兄妹が柔道で金メダルを同日獲得し、男子サッカーも格上のメキシコ相手に2対1で勝利で飾った。

 

応援や声援は選手にとって大きな力となる。

 

メジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手が声援はドーピングのようなものと言っていたことを思い出す。

 

欧米では通常無観客試合は罰則措置なのだという。

 

それでも日本人選手が活躍できているのは、テレビやネットの向こう側からの声援応援をしっかりと受け止められているから。

 

頑張れ、ニッポン!

 

どこからであろうとも最大最高の声援を送ろう!

 

散歩というオアシス

 

コンビニの100円コーヒーをよく飲む。

 

スターバックスタリーズの300円のコーヒーも時々飲む。

 

吉祥寺にある散歩という珈琲屋さんに入ってストレートアイスコーヒーを頼んだ。

 

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610円ながら丁寧に煎れられた一杯は奥が深く、お客さんへの笑顔の声掛けは優しく、心地良い。

 

オアシスかのよう。

 

カップルが入ってきて、少し離れた隣の席に座ると店員さんに言う。

 

「コーヒーの香りがすごくよくて思わず入ってしまいました。」

 

家族経営のお店の雰囲気は温かい。

 

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東京オリンピック開幕!

 

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東京オリンピックが開幕した!

 

東京は、一昨日の1832人、昨日の1832人、そして、今日1359人とコロナ感染は落ち着くどころか非常事態宣言下での特別な世界的祭典のスタートとなった。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/89ac4c0a63e494d2beec98dd58da533de1867bd8

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それでもいざ開会式がスタートすると、参加者の一所懸命さが伝わってきて、応援したくなる。

 

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去年の開幕日だったはずの日にこんなブログを綴っていた。

 

https://norio373.hatenablog.com/entry/2020/07/24/183541

 

6年前には誰がこんな日を想像しただろう。

 

6年前には夢にも思わなかったようなことが世界でも自分にも起こっている。

 

この先、何が起ころうとも自分自身が納得のいく人生を送られるように、

 

今日という日に全力で取り組み続けたい。