2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

一瞬を切り取る -呼吸-

今年の「月一企画」は、日常生活の中の一瞬を切り取って、スポットライトを当ててみようというもの。 普段何気なくしていること、起こっていることに焦点を当てて新たな発見や気づき、改善に繋げられればいいと思っている。 3回目の今日は「呼吸」がテーマ…

本当にしたいこと

日々の忙しさを切り抜けてふと立ち止まる時がある。 途切れていた息が少しずつ戻ってきて周りを見渡すと、そこには真新しい世界が広がっている。 たくさんの選択肢があって、改めて自分が進むべき道が問われる瞬間だ。 たくさんのしたいことが可視化されると…

色々あって

昨日のブログで「透明になる」について書いた。 見栄も期待も常識も取っ払って透明になれればそれに越したことはない。 欲しいものも守るものも失うものも何もなければ話は簡単。 ただ逆に何もないからこそ透明とも言っていい。 しかし、現実はそう簡単には…

透明になる

何かを隠そうとしたり、何か違うものに見せようとしたり、何か特別なことをしようとするからぎこちなくなる。 不自然になる。 ありのままでいい。 自然のままでいい。 見栄も期待も常識も取っ払って、透明になればいい。 自分を信じて。 この世の中の仕組み…

尾張名古屋にて

今日は名古屋に来ている。 街は活況を呈しているけれど、日経平均株価は19000円を割れてしまった。 トヨタ頼みにならぬようもう一度働き方、あるべき姿について深く考える必要があると思った。 尾張名古屋にて。

気まずい思い

ショッピングセンターで買い物をしていた時のこと。 お昼を食べようとサブウェイサンドウィッチに入って注文を始めると学生アルバイト風の若い店員さん(男子)と目が合った。 思わず見つめ合い、心の中で呟く。 「あ、同じメガネ・・・」 なんか気まずい気…

魔法の杖

魔法の杖はない。 時に魔法のような出来事が起こって、それを起こした人を魔法使いのように感じるれことがあるけれど、それは単なる誤解。思い過ごし。 自分の至らなさを棚に上げて、その人の陰の努力や苦労を見ようとしていないだけ。 それでも他の誰かに自…

誰かの引き立て役

時には誰かの引き立て役になってみてもいい。 ふとそんな風に感じた。 自分が自分の人生の主人公であることは間違いないし、その物語が充実したものになるように頑張ることを否定するものではない。 それでも時折立ち止まって、自分のためではなく、他の誰か…

いい加減にする

それなりに混雑している電車に乗っていた時のこと。 筆者は立っていて、本を読んでいるといきなり見知らぬおじさんから怒鳴られた。 「もういい加減にして下さい!」 全く心当たりがなかったので半ば睨みつけるようにおじさんを見据えると、驚愕の事実が判明…

芸術作品の定義

今日は先日のブログ「無限の世界」の続きの話をしたい。いわばパラレルワールドで分かれたもう一つの話。 そこで書いた内容はおよそこんなところ。 一人ひとりの人間が絵を描いたり、音楽を奏でたり、物語を創ったりする毎に世界が再構築され、そこには無限…

思考の軌跡

感じること、思考、一瞬のひらめき、 そういったものは、雨が降った後の青空にかかった虹のようにすぐに消えてしまう。 それを形に表すために言葉があり、物語があり、絵画があって音楽という芸術という領域がある。(一昨日の「無限の世界」からの続き) 感…

どこか遠くで

今日は小学校4年生の娘のピアノの発表会。 娘の選んだソロ曲は"Somewhere out there"。アンブリンの「アメリカ物語」の主題歌でアンサンブルは「上を向いて歩こう」(エレクトーン)。 この4ヶ月間練習してきた成果を発揮する日だ。 その分緊張もするし、…

無限の世界

パラレルワールドなる言葉を初めて聞いたのは藤子不二雄の短編小説だったか。 昨日のブログで、一人ひとりの人間が絵を描いたり、音楽を奏でたり、物語を創ったりする毎に世界が再構築され、そこには無限の世界が拡がると書いた。(世界を再構築する) 厳密…

世界を再構築する

言葉で表すことは世界を再構築することだと感じる。 大袈裟ではなく、物事を表すために言葉を使う瞬間、実際とは別の場所で別の解釈がなされる対象が生まれるから。 テーブルの上にある実物のリンゴを誰かに伝えるためにリンゴと言った瞬間、それを聞いた人…

描写のトレーニング

テレビをつけるとグルメに関する企画、番組が溢れかえっている。 そこでは「食レポ」と呼ばれる食べ物をいただいた時の感想が語られ、その良し悪しが企画や番組の成否を左右する。 料理の見た目、匂い、口に入れた時の第一印象、テクスチャー(食感)、そし…

魔法がかかった言葉

村上春樹の新作を読んでいる。 内容についてはまだ読まれていない人のために書かないのでご安心あれ。 彼の作品を読んでいていつも思うのは、「文章に魔法がかかっている」ということ。 彼が魔法の杖を持っている訳ではなく(本当に持っているのかもしれない…

ジャムの法則

ジャムの法則 と言っても、おいしい話ではない。 シーナ・アイエンガー(Sheena Iyengar)による実験によって示された法則。 選択肢が多いときは、少ないときよりも判断を下しづらくなるというもの。6種類のジャムを並べたテーブルと24種類のジャムを並べた…

未来の僕

小さい頃に親から虐待を受けていた子供が大人になり、親になった時、自分の子どもを虐待することがある。 子どもの頃、貧乏だったために大人になっても貧しい生活を余儀なくされる人がいる。 他方で、小さい頃に虐待を受けていても自分の子どもには一切手を…

この橋 馬は渡るべからず

昨日の日曜日に小学4年生と一緒に参加した親子法律教室は興味深いものになった。 ワークショップ形式で行われた勉強会は、紙芝居形式で物語が語られ、その状況で自分はどう感じるか、どうするか、といういわゆるケーススタディを行なった。 その内容はこう…

学問のススメた日曜日

あまり深く考えることなく申し込んだ親子法律教室が当たって朝から神戸に行ってきた。 興味深い勉強会の内容はまたの機会に。 そのすぐ南側にある神戸地方裁判所は新旧合わさった建築物で狙いは悪くなくとも実際の見かけはなんとも酷い。(今日は青空を背景…

「生」食パンを食す

「日本の食パン、名品10本。」 そのうち一本が比較的近所にあることを聞きつけて足を伸ばした。 「乃が美」は元々大阪のお店で「はなれ」と名付けられた支店が彼方此方にできている。 そのうち一件に朝10時38分に着くと既に列ができていた。(開店時間…

1500足の先にある使命

弱冠26歳の社長さんと出逢う機会があった。 イケメンの彼は靴磨きの会社を興し、「長く大切に履くというオシャレ」というコンセプトの下、靴磨きをスタイリッシュで心地いい体験に換える使命に燃えている。 「どうして靴磨きだったんですか?」 「高校の頃…

裸になる

仕事上の肩書きもそれを支える実績も全く意味のない世界に身を投じる。 裸になる そんな経験の貴重さと意義の深さをある人が滔々と語っていた。 家族も友人も職場の知り合いも全てこれまでの経緯を踏まえた上で関係性が成り立っている。 自分でもその前提を…

辛い幸せ

「辛い」という字と「幸せ」という字は似ている。 それでもタイプ打ちで間違えることはないけれど、手書きでは間違うことはあり得る。 と思っていたら、身近な人がやっていた。 人事で多くの社員のキャリアに携わり、仕事が人を成長させたり、一方で幸い決断…

最も幸せな瞬間

この世の中で最も幸せな瞬間 それは、 愛する人と結ばれる瞬間ではなく、 夢が叶った瞬間でもなく、 仕事で大成功できた瞬間でもなく、 朝、眠りから覚めてもまた時間を気にせず二度寝できる時である。 至福の時を実感できる瞬間だ。

比喩としてのトンネル

昨日のブログでは最寄りの駅周辺にあるトンネルを幾つか紹介した。(もう一つのトンネル) その最後に比喩(メタファー)としてのトンネルについて考えたいと書いた。 実際のトンネルのことを考えれば考えるほど比喩としてのトンネル、長く暗いトンネルをイ…

もう一つのトンネル

最寄りの駅の近くには3つトンネルがある。 南北の行き来にたくさんの人が利用している。 駅すぐ横(東側)にある歩行者用トンネルがこれ。 2つ目は駅東側にある車が行き来できるトンネル。中央は歩行者用と駐輪場が兼用になっている。 3つ目のトンネルは…

環境を守るために

環境を守ることが大切ということは誰もが知っている。 それも一つの結論。 大事なことはそれを物語にして話すことであり、聞かせること。 小学四年生の娘が学校のグループ課題で取り組んだ作品が市の展覧会に入選した。 世界は広いけれど、西宮市も案外広い…

物語という最強の伝達ツール

「あなたのことを愛しています」 それもいいけれど、 愛する人に会うために数千キロを自転車で走破した話の方が説得力があるし、何よりロマンティック。 「一人の命は地球よりも重い」 インパクトのある言葉ではあるけれど、一人を救うために多くの人を犠牲…

考えの筋道という物語

考えの筋道が通っている人の話はわかりやすい。 それに説得力がある。 逆に、言いたいことをたくさん羅列するような話し方は、情報量は多くとも浸透率は決して高くないし、ましてや人の心を動かすことは望めない。 その本質的な違いは、物語がそこにあるかど…