2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

王道を行く

迷路に迷い込み、あちらへ行っては行き止まり、こっちに戻ればスタート地点、ぐるぐる回っている。 下手に欲をかくからかもしれない。 下手に効率を求めるからかもしれない。 下手に格好良く見せようとしているからかもしれない。 誰かに勝とうとするのでは…

なんだか禁止

とあるクリニックの窓口近くに「なんだか(なんか)禁止」と書かれたメモを発見した。 妙に気になって、暫し考えてみる。 メモは言うまでもなくスタッフに向けての注意喚起である。 医療現場でうっかりやヒヤリハットを起こさぬよう意識を高めるための一手法…

新元号を考える

あと1ヶ月と数日で平成が終わる。 4月1日の11時30分に新元号が発表されるニュースが流れた。 小学校を卒業したばかりの娘の最後の課題の一つが新元号を考えるでこんなやり取りをした。 「波華(はか)はどう?」 「字は綺麗なんだけど、音がなあ。」 「どう…

反応し過ぎない

敏感でいることが求められる時もあるけれど、外からの刺激に一々反応してはいけない。 これまでしてきたことやしてきた手法に改善点はあっても、全てを変える必要はない。 ましてや根幹に関わる部分や存在意義を否定するような要求には自信と誇りを持ってNO…

青い天に向かって

落ちるところまで落ちたら後は開き直るだけ。 無力感や自己嫌悪に苛まれているうちはまだ落ちきっていない。 深い穴に嵌り、落ち続け、底に辿り着いたら這い蹲って砂を噛めばいい。 涙と腹の奥底から湧き上がってくるものが混ざったものをジャリジャリ噛み締…

砂を噛む

これ以上進めない、もうダメだと思う時がある。 自己嫌悪に苛まれ、諦め、寛容さを失い、誰彼問わず当たり散らしたくなる時がある。 他人に打ちのめされ、ガラス細工のような希望を打ち砕かれ、暗黒の中で素っ裸で地面に叩きつけられる。 地面に頰をつけ、し…

ツケを払う

平成最期の断捨離と言えば聞こえがいいけれど、結局はツケを払っているだけという気がする。 ジャンクメールの処理からダウンロードしたファイル、溜まり溜まった写真の整理までPCとハードドライブの中を一掃しようと画面に釘付けの週末を過ごした。 それで…

怒りの不在

優しいばかりでは舐められる。 怒りがないと笑われる。 仲良し組には限りがある。 一目置かれるためには怒りが必要な時もある。 怒りの不在からの脱却を図ろう。 あくまで自分が良かれと思ったことがそうでないと判明した暁には。

チクタク

小さな箱に閉じ込められてしまったかのように感じることがある。 上にも下にも右にも左にも行けず、動けず、窮屈な思いだけが募っていく。 時計の針だけは動き続け、締切までの時間は減り続けていく。 チクタクチクタク・・・ 知らぬふりをしても チクタクチ…

引退

イチローが引退した。 日米合わせて28年もの間数々の記録を打ち立て、ファンに感動を与え続けてきたプロ野球選手がユニフォームを脱ぐこととなった。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-00325131-fullcount-base ユーモラスであり、緊張感も漂…

飾るな、磨け。

昨日は息子の中学校の卒業式だった。 改めて赤と白を発見した。(赤と白3) 卒業式の校長先生の話はたいていは形式張って退屈が相場。 恐らく卒業生や在校生にとっては例に漏れない範囲の話だったのだろうけれど、大人の視点から考えると悪くなかった。 お…

赤と白3

助け舟

助け舟を出そう。 誰もが常に一人でやっていけるわけではなくて、 時に弱く、脆く、立ち上がれない時がある。 何らかの絆があるのならできるだけのことはしたい。 いつの日か自分に出される助け舟を思って。

決着がつく前に

時折意見の食い違いが大きくなり、溝が深まり、収拾がつかなくなり、 大きな判断をせざるを得なくなる時がある。 出るところに出るという手段は文字通り最終手段。どんな結果が出ようとも誰もハッピーになることはない。 そんな決着がつく前にしておきたいの…

ケチがつく時

何かを進めようとするとケチがつく時がある。 計画通り進めようとすると、急なトラブルが起こったり、意外な人から反対意見が出たり、想定外の条件が急浮上したり、 思いもよらぬところから横槍が入ってしまう時がある。 そういう時は、強引に進めるよりも立…

物心つく前

「あの頃はまだ物心ついてなかったから」 子どもの頃の話ではなく、新しい仕事や新しい環境でまだ何が何かわからないまま取り組んでいた時期に起こったことにそう言って懐かしみ、反省する。 英語では "He doesn’t know what he is doing.” (彼は自分で何を…

難しさに惹かれる

人はとかくシンプルに見えて難しいものに惹かれると感じる。 最初から難しいものには遠くから見て、手を出さない。 シンプルに見えて、手を出して、簡単にその内容がわかり、できるようになるとこれまたすぐに手放してしまう。飽きるのだ。 入口は広く、敷居…

産みの苦しみ

ある情報番組で中国で最近男性の分娩体験が流行っているニュースを見た。 お腹に腹筋を鍛えるパッドのようなものをつけて女性の出産時の痛みを疑似体験するというもの。 元々地方のとある病院で始まった企画が好評を博し、最近では大都市のショッピングモー…

愚痴を聞いてくれる人

普段は漏らさないような愚痴も時に放談してしまう時がある。 汚水や騒音を撒き散らすような愚痴の散会も笑顔と共感で受け止めてくれる人がいる。 本当は受け流しているだけかもしれないけれど、公害の一種と言っていい愚痴の流出を迷惑がらずに許容し、処理…

いつかの準備

昨日は3月11日で東日本大震災が起こってから丸8年が経った。 被災地だけでなく、全国至る所で追悼式が開かれ、亡くなられた方々の冥福を祈り、復興を祈願した。 その日は悪夢の日であり、二度と起こってほしくはない。 しかし、現実の世界では地殻は変動…

自信と不安の割合

これまたネットで見た島田紳助氏の言葉だったか。それとも孫正義氏の言葉だったか。 7割の自信と3割の不安がちょうどいいバランスなんだとか。 完璧な自信はあればいいように思えるけれど、現実的には難しいし、仮にあったとしても慢心になりやすいし、時…

脳内の机を拡げる

PCの画面を2台に拡張した時に脳の中が少し拡がった感覚を覚えている。 ひろゆきこと西村博之氏の本を読んでそんな感覚を思い出した。 このままだと、日本に未来はないよね。 作者: ひろゆき(西村博之) 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2019/02/21 メディ…

赤と白2

エンジンを改良する

自分のエンジンの性能と耐久性を知り、走るべき距離と道路環境、いつまでに到達すべきかのデッドラインがわかれば、後は計算するだけ。 その試算が成り立てば、メンテナンス体制とロジスティックさえ整えておけば、目標の半分は達成したも同然。 試算が成り…

自分のエンジン

自分のエンジンが何なのか。 自分のチームのエンジンが何なのか。 どんな仕組みで動き、何を燃料としているのか、耐久性はどうか。 それを知らなければ始まらない。 現時点から目標到達地点までの距離と道のりを割り出し、計画を立てるためにも。 ここまで来…

白と黒

日産前会長のカルロス・ゴーンが今日保釈された。 3ヶ月前の突然の逮捕劇は各界に衝撃を与え、池井戸潤の経済小説を読んでいるかのような展開に世界中の耳目を集めた。 拘留中も一貫して無罪を主張し続け、3度目の保釈請求がようやく認められた同氏が再び…

上手い! 広告 ー赤と白ー

銀と金

まるでCAPCOMのゲーム「デビル メイ クライ」から飛び出てきたのではないかと思えるような人と出会った。 ハリウッド女優のように目鼻立ちがしっかりしていて、8割銀色の髪は長く艶やかで颯爽としている。 街で見かけた別の人は、黒く長い髪の下の部分が金…

言葉の番人

「言葉の番人であれ」 東京テレビのワールドビジネスサテライトのキャスター相内優香が先輩の大江麻理子が全ての原稿を読み、間違いや表現の仕方をチェックしている姿を尊敬しているという。 写真週刊誌「フライデー」(3/15・22号)の記事を読んで妙に感心…

スマイルハッピーの輪

スマイルハッピーの輪を広げたい。 ふとそんなことを思った。 笑顔と幸福なんて書くとなぜか怪しい響きがしないでもないけれど、カタカナで書くと、軽く、楽しげだ。 その文字感と響きの陽気さが気に入っている。 そして、 その空気感を充満させたいと思った…