2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

真夏の朝の夢

朝方目が覚めると妻が寝言なのか、目覚めているのかわからないトーンで話し始めた。 「ハリソンフォードみたいに冒険してるの」 暫くの沈黙の後、妻が続ける。 「地球を救うために」 思わず訊いてしまう。 「場所は地球? それとも宇宙?」 「普通」 普通っ…

選択と集中

あれもこれもの罠から脱出するために必要なのは選択と集中。ドラッカーやジャック・ウェルチを引き合いに出さずとも強みにリソースを集中させることで突破力を磨く。あれもこれもと言っている間は何も選んでいないのと同じだ。 自分は何を選び、何に集中する…

あれもこれもの罠

あれもこれもの罠に掛かっている。 あれも大事、これもしなきゃいけない、そう言い続けて気がつくと窒息死しそうになっている。自分はまだ大丈夫としても肺活量の小さい人はそうはいかない。解決策を探ろう。 息継ぎができるような工夫をする 業務の見直しを…

生きるってのは

「生きるってのはね」 「・・・・・・・」 「きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ」 命の湧きたつ音がした。 ・・・・・・ああ、そうか。 僕は気づいて、鳥肌が立った。 彼女の存在そのものと言える言葉が、視線や声、彼…

鵜呑みにしない

誰かの言ったことを鵜呑みにしない。 言った人が性格のいい人であったり、信頼できる人であったり、有名な人であったり、上司であったり、妻(あ、上司と同じか)であったりすると、何も考えずに受け入れてしまう。信じてしまう。 日本人の美徳であり、世界…

衆知を集めて

昨日のブログの最後に「衆知を集めて」という表現を使った。 人にはそれぞれ癖があるように考え方にも癖があって、その癖を把握した上で「衆知を集めて」判断したい。そう締め括った。 物事を判断する際に情報はあればあるほどいい。思考に癖のある人がいる…

思考の癖

なくて七癖というけれど、考え方にも癖はある。 楽観的な人がいれば悲観的な人もいる。大局を俯瞰して考える人がいれば、ミクロに個別のケースを細部に至るまでつぶさに見る人もいる。傾向があるという程度の癖があれば、癖の強い考え方をする人もいる。 思…

できる人が

「できる人がやればいい」 その人がそう言ったのは何年前だったか。その時、頭の中に?がたくさん浮かんだことを今でも鮮明に覚えている。 時を経てその言葉の意味がわかる。ような気がする。 できる人がやればいい。 できる人になればいい。

優雅に歩く

シンと立ったら次は一歩前に出る。 視線と背筋を真っ直ぐに保ったまま足を前に出す。意識したいのはつま先を真っ直ぐに出すこと。かかとから下ろすこと。両腕をゆったりと大きく振って、大きなストライドで優雅に歩く。 キャデラックのように。ロールスロイ…

シンと立つ

自分の立ち姿に意識を向ける。 まず背筋を伸ばす。 頭のてっぺんから糸で吊るされるように、 両足のかかとに均等に重心がかかるように。 お尻の穴をギュッと閉めて、下腹に力を入れて、脇を閉めて、 胸を張って、 やや上を向いて、 真っ直ぐ先を見つめる。 …

プラットフォームにて

駅の改札口を抜け、階段を駆け上がり、プラットフォームに辿り着くと、そこには一人の美しい女性が立っていた。白いブラウスにオレンジ色のロングスカートを纏ったその女性は反対側を向いていてシルエットしかわからない。それでも美しいと感じたのは背筋を…

改札前にて

いつもの駅の改札前に母と子ども二人が佇んでいた。 喧騒の中、そこだけは時間が止まっているかのような、映画のワンシーンのようだった。 お母さんが5歳か6歳かくらいの女の子とすぐ下の弟らしき子の肩を抱き、一心に改札口を見つめている。 誰かを待って…

乗り過ごして

電車の中の出来事。一つ開けて隣に座っている女性が急に振り返って小さな声を上げた。スマホに夢中になって乗り過ごしてしまったようだ。それだけ没頭していた証。誰でも一度や二度はある話は、不注意で済ませることもできるし、笑い話にすることもできる。…

与えて増えるもの

与えれば与えるほど増えるものってなーんだ? なぞなぞの答えは・・・ 喜びや幸せ 少し怪しい宗教のように聞こえるかもしれないけれど、昨日のブログで書いた通り与える方が結局は幸せになれる。 誰かのプラスになることは自分のプラスにもなる。喜びは連鎖…

与える幸せ

楽をしたいと思うのは人間の性か。 とは言っても、楽をするのもそう簡単ではない。誰にも迷惑をかけず、霞を食って生きていければいいけれど、現実はそう甘くはなく、自らつくった過去の遺産からか、他の誰かから何かを得なければ生きていけない。 現実的に…

行間を埋める

このブログを10年前にスタートさせた時から行間を開けるスタイルを通してきた。読みやすさを優先したかったし、実のある文を綴る覚悟と意識が自然に行間を開け、筆者自ら考える間を持たせたかったから。それが読者の想像力を掻き立て受け手一人ひとりの世界…

75回目の終戦記念日

75年前の今日太平洋戦争が終わった。 第二次世界大戦が終わった。 今日はその75回目の終戦記念日。 かの戦争を教科書や映画でしか知らない世代が何を思うのか。 我々は何を歴史から学び未来に活かすのか。 一年に一回くらいは真剣に考えてみてもいい。 夕食…

東京散策 ー原宿・代々木公園・渋谷ー

外出自粛の夏休み。 感染対策を万全にして半日だけお出掛けをした。 、 刺激溢れる半日散策となった。

不注意の代償

警察に捕まった。 車を運転していたら自転車の警察官に突然呼び止められた。 路肩に車を寄せ、近づいてくる警官に窓を開け、「どうかしましたか?」と尋ねる。全く心当たりがなかったから。 すると、「今、信号無視しましたよね?」 反射的に「は? どこでで…

白い手

あるラーメン屋さんでのこと。 そのお店は人気店でコロナ禍にも拘らずお昼前なのにちょっとした行列ができていた。 厨房を囲んでカウンターだけの小さなお店には夫妻と思われる二人とベテラン助手のような男性店員、計3名がせわしなく小気味よく働いている…

メタモルフォーゼ

完全な暗闇の中を進む。 もぐらを避け、根っこを掻き分け、まだ見たことのない地上という世界を目指す。 あ、一瞬で世界が光で満たされる。 新しい世界で何をすればよいのか、どこへ行けばよいのか。 感じるままに、導かれるままに、本能のままに進んでいけ…

命の根

「いのちの根」 なみだをこらえて かなしみにたえるとき ぐちをいわずにくるしみにたえるとき いいわけをしないでだまって批判にたえるとき いかりをおさえて じっと屈辱にたえるとき あなたの眼のいろが ふかくなり いのちの根が ふかくなる 「にんげんだも…

此処で喰い止める

此処で喰い止める。 その覚悟と気迫が漲る。 そんな瞬間がある。 此処で止める。 自分が止める。 魂まで透徹する強い想いを持てば、 それは必ず何処かに通ずる。 通じた。

大丈夫! 行こう!

大丈夫! この大きなうねりを越えて行く! その向こうへ。 行こう! https://m.youtube.com/watch?v=POmIhkRZayE

主人公に成り切る

新開誠監督の天気の子を観て以来、天気の子の主題歌をAmazonミュージックで聴いている。 歩きながら、電車に乗りながら、 新宿の街を、東京を駆け巡りながら。 年齢も置かれた立場も背負っているものも違うけれど、ちょっとアニメ映画の登場人物になった気分…

ランチ物語

ランチにはランチの物語がある。 あら、あまり健康的とは言えないかも・・・

その時というタイミング

ちっともわからない、全然面白くない、全く興味がない かつてそう感じた対象物(小説でも映画でも音楽でも仕事でも何でもいい)が時を経て、場所を変えて、キラキラする時がある。 実は、対象物が変わったのではなく、自分が変わったから。 感覚が変わっただ…

一点に集中する

一点に集中する。 その一点を、 一瞬で探り出し、 一気にやり切る。 それだけだ。 一点に集中する。

With Corona

"After Corona"よりも最近は"With Corona"という言葉の方がしっくりくる。 僅か半年前と今は全くの別世界が広がってしまった。 あと半年後に元の世界に戻れると思っている人は誰もいない。 1年、いや、2年3年後にようやく"After Corona"の世界が出現する…

魂が宿る神殿

「魂が宿る神殿」とは、自分の体のこと。 これほど科学が発達した21世紀でもコロナウイルスを持ち出すまでもなく人体のことはわかっていないことの方が遥かに多い。 もしかすると我々の体は神様からの借りもので我々自身の魂が宿る神殿。 借りたものはキレイ…