昨日のブログの最後に時間を味方につけるためには何ができるだろうと問いかけた。
時間を味方につける
とはどういうことなのだろう。
真っ先に思いつくのは、戦争状態にあって軍部が戦略上次の一手を打つタイミングを諮っているシーン。それ以外にもマーケティング戦略において新商品の投入時期を窺っている時、野球やサッカーなどのスポーツ、将棋の対局などの勝負事において「時間を味方につける」という表現が使われることに気づく。
表現が使われるシーンは理解できた。ならば、全ての人に公平に流れる時間をどうやって「味方につける」のか。その方法を考えてみたい。
実は今新幹線のプラットホームにいる。JRの在来線、新幹線ともに昨夜からの大雪の影響でダイヤが大幅に乱れている。天候のせいなので如何ともし難いのだけれどこういう時にこそ「時間を敵にするのか、味方につける」のかが問われるのではないか。
プラットホームで寒風吹きすさぶ中ブツブツ文句を言いながら何もせずひたすら待ち続けている人にとっては時間は敵。
思いがけず空いた時間を喜び、駅の書店で普段買わない雑誌を眺めたり、ブログを書いたり、公私に拘らずタスクリストを作ったり、時間を有効に使う人には時間が味方になる。
一言で表すならば、
時間を丁寧に使う
ということではないか。
愛情を持って時間を大切にする。
想いを乗せて、瞬間瞬間を生き切るということ。
乗り込んだ新幹線の窓から見える空に光が差して来た。
これにて時間についての連続ブログ6日目終了。
時間がないのではなく
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時間を売る仕事
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時間を買う
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時間と費用と人生の関係
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時間という試練
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