成せば成る

先日NHKのとある番組で上杉鷹山米沢藩藩主)の改革が取り上げられていた。



番組内ではほとんど出てこなかったものの彼の改革はこの言葉抜きに語ることは出来ない。



為せば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり



思い起こすと子供の頃母がよく口にしていた。



幼かったからか、説教モードに入ったとたんに耳と頭の回線が閉じていたからなのかはわからないけれど、最後の一行の意味を理解したのは大人になってからだった。



どんな環境であれ、どんな状況に陥っても、「成らぬのは自分が成さないから」という厳しい戒めの言葉。



意味をしっかり噛み締めながら、3回、呪文のように唱えてみよう。



自分の中の弱さが駆逐される感覚が生まれはしないだろうか。