歯車のプライド

一昨日と昨日、組織と組織を動かす部品について考えた。
ギアが噛み合う  http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121204
組織の歯車    http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121205



「組織の歯車」という表現は往々にして非人間的な扱いをする時に使われるけれど、この世界において誰もが役割をもち、使命があることを考えると全ての人は歯車であると言える。そこに否定的なニュアンスは介在せず、ただ事実として宇宙という世界の歯車の一つになる。



世界を動かす歯車の一つなのであれば、歯車でいることにも誇りが持てるはず。



優秀な職人は扱う道具や材料にこだわりを持ち、丁寧に、心を込めて作品を作り上げる。



部品としての歯車にも愛情を注ぎ、その役割に期待をする。



であるならば、



この世界における人間も歯車も本質的なものは何も変わらない。



人間でいることに誇りを持とう。歯車でいることにプライドを持とう。



そして、



成長し、強くなる。



それが宇宙を、組織を、完成品をより優れたものにできるのだから。