一昨日のブログで日本礼賛はもう沢山だと締め括った。(沢山な礼賛)
その理由は、我々自身を甘やかしている場合ではないから、と、世界と戦う実力があり、その準備も整っているから。
あとは覚悟を決めるだけなのだ。
今回のアメリカ旅行で痛感した現地の好景気は様々な「技術革命」に支えられてきたものだとわかった。(もちろん人口増、内需や雇用の拡大があってのことではあるが)
IT革命、フィンテック革命、シェール革命・・・
もちろん常に右肩上がりだったわけではなく、ITバブルの崩壊、リーマンショック、原油価格の暴落等、アメリカが革命を起こすたびに反動が起こりもしたけれど、経済成長を牽引する主役が常にいたことが大きかった。
翻って、日本でそんな経済成長を牽引する「革命」が起こっているかと問われれば、下を向いてしまうのが現実だ。
ただ、その萌芽がないわけではない。
素材、ips細胞、ロボット・・・新たなる経済成長の力強い土台となる可能性はいたるところで芽吹いている。
おもてなしや日本食、食材(農産物)、それを保存、加工する技術の可能性も決して小さくはない。
実際に日本を訪れる観光客は右肩上がりを維持しているし、日本食を巡る環境が大きく改善していて一時の農業に関する行き過ぎた悲観論も霧散・・・とまで行かなくても緩和されている。
後は、世界と戦う覚悟を決めるだけだ。