国家破綻への道を爆走中の国、日本。
平成23年度国家予算案がまとまった。
一般会計規模で過去最大の92.4兆円で新規の国債発行額が2年連続で税収を上回る。
地方と国の借金を合わせると891兆円となり、対GDP比で1.8倍となる。
これがどれだけ異常な数字かというと国家予算を家計に当てはめて考えるとわかりやすい。
収入が40万円しかないのに、92.4万円の支出をする。差額のうち44万円は借金し、残り4.4万円は昔のへそくりからなんとか捻出する、
というもの。
こんなことを続けられるはずがない。
個人にはカードローンに年収3分の1という制約を加え、国自身は全く関係ないそぶりだ。
借金が年収の20倍以上もあるという計算になる。
個人なら間違いなく自己破産だ。
迷走を続ける菅政権が歴史に名を残す方法がある。
保身や名誉を捨て、天下国家のために現政権を捨石にすること。
参議院を廃止し、国会議員の数を大幅に減らし、道州制に移行する。
50年先を見据えた大税制改革を行う(消費税を上げ、所得税と法人税、相続税を廃止し、資産課税を導入する)。
税収に見合う国家予算立てを行う。
教育に力を入れ、世界で戦える人材を戦略的に養成する。
自分を捨てることから始めなければ何も始まらない。
今だ日本という国は国家破綻への道を驀進中だ。
余命3年という診断がくだされている。