他人事→自分事


他人事という言葉はあるけれど自分事という言葉は聞き慣れないのではないか。



実はこの「他人事→自分事 」という考え方はあらゆる問題を解決するための鍵となる可能性を秘めている。



人は誰しも問題が自分に降りかかってこない限り真剣に取り合うことはない。そして、他人事である限り、その問題は自主的に解決されることは永遠にありえない。



社会問題の本質は多くの人が「社会の」問題と認識し、「自分の」問題だと思っていないことに起因するのではないか。



逆に言えば、社会問題を多くの人に「自分の問題」だと認識させることができれば自ずと解決の方向に向かうと考えられる。少なくとも問題に取り組む人が多くなればなるほど解決の糸口は広がるはず。



社会問題も家庭の問題も職場の課題もみんな同じ。



他人事→自分事



を実現できれば、どんな問題だって怖くない。



では、どうすれば、他人事→自分事 を実現できるだろう?



その問題を解くためにまずは自分事として考えてみようではないか。