「がんばる」という言葉が好きだ。
漢字では「頑張る」と書く。
「頑な」に「張る」ということ。
ある時、誰かが「がんばったんですが・・・」と言い訳に使った瞬間、叱られた。
「がんばるというのは自分では使うものではない。あくまで他人が誰かの努力を認める時に使う言葉なのだ」と。
確かにそうだ。
がんばったかどうかを決めるのは周りの人。
自分で使うと必ずどこかに甘えが潜んでいるから。
がんばれ元気! のように誰かを鼓舞する時にも使われるけれど、最近の風潮ではあまり勧められない表現の一つになりつつあるのかもしれない。
それよりは本当に努力した人に、その結果がどうであれ「よくがんばったな!」と声をかけてあげたい。
そして、誰かに言ってもらえるよう自分でもがんばりたい。
あ、いや、努力を続けたい。