エイプリルフ−ル


今日はエイプリルフールだった。



未曾有の震災と見えない恐怖が拡がる福島原発のことを考えると冗談など言っていられない、



という考え方もあるけれど、



こういう時だからこそ、明るい笑顔が必要なのではないか。



今朝、こんな楽しい(?)記事、サイトを見つけて、思わず笑顔になった。



ネットのジャーナリズムに新しい地平を切り拓くメディア
「ボーガスニュース」
誰も知らなかった真実を白日のもとにさらけ出す―
それがbogusnewsの使命です



http://bogusne.ws/article/193559458.html


今日の記事より
東北地方太平洋沖地震から早くも1ヶ月近くが経過するいっぽう、被災地に残された爪あとは深さが明らかになるばかりだ。この事態に、全国の心ある人々はさまざまな行事を自粛して弔意を示しているが、4月1日を迎えたきょう、恒例のエイプリルフールも全面的に自粛されることがわかった。

弊紙の各方面への取材で判明したもの。これによると、国内個人・団体のおよそ95パーセントが
「今年の4月1日にはウソを自粛する」
と回答。自粛率の高さは国民の被災者を思いやる気持ちの表れであり、改めて日本の民度の高さが明らかになったかっこうだ。

都内世田谷区在住の小学生・北沢たかしくん(11)。
「おかあさんに“宿題やったの?”と聞かれるといつもウソをついていたが、きょうばかりは自粛したい」
と話す。足立区在住の振り込め詐欺業・飯田義孝さん(32)も
「きょうは“おばあちゃん、オレオレ!”なんてウソつかない。被災地を思えば当然ッスよ」
と、エイプリルフール自粛の輪は子どもから大人まで広がる。

個人だけでなく企業も対応がすばやい。インフラ事業大手の東京電力は、
「きょうは記者会見などでぜったいウソをつかない。国民のみなさんは安心してほしい」
と大企業の矜持を見せつける。ウソの自粛は被災地支援だけでなく全国民のためになるだけに、徹底した意識の浸透が望まれそうだ。

なお、弊紙も本日のエイプリルフールへの参加は自粛いたします。以上



被災地で供給が足りないのは食料や電池や水だけではなく、



優しい「笑み」と「笑い声」なのかもしれない。