地域猫


職場にて。



「野良猫って最近見ないですよね。」



「最近は地域猫って言うんだよ。」



「え、何ですか、それ?」



というような会話があり、「地域猫」という言葉を初めて知った。



ただ、調べてみるといわゆる「野良猫」とは定義が異なるようで、「餌・水をやる場所が決められ、出入り口を設けたプラスチックや発泡スチロール箱、市販のゴミ袋などで覆った蜜柑箱などの簡易型の塒(ねぐら)の設置、糞などの排泄物の処理や周辺環境の掃除、本来飼い主が受けるべき苦情の処理や、野良猫が繁殖しないように去勢手術を行って身体の特定の箇所に目印をつけられるなどの管理・保護がなされているため、法律上管理責任者が存在しない野良猫とは区別される。」とのこと。(ウィキペディア参照)



昔から特定の人たちによって水や餌を与えられていた野良猫はたくさんいたけれど、それを一部で「地域猫」と呼び始めたということだけなのかもしれない。今も真種(!?)の野良猫は存在するし、減ってきているのも恐らく事実。そう言えば、こどもの頃うちにも半分うちの猫、半分近所の猫、みたいな地域猫がいた。懐かしい。



昔住んでいたアメリカの街にはいたるところにリスがいたことも思い出す。とても可愛かったし、癒された。今思い起こしても笑顔になる。



ゴミを荒らしたり、糞尿被害が出るなど、問題があると難しいのかもしれないけれど、町の中に猫や他の動物がいる、人間と共生している社会というのはある意味理想の社会と言えるのではないだろうか。