何かを成し遂げるためには、一か所に腰を落ち着けてがんばるということが不可欠だ。
それを言い表すのに「根を下ろす」という表現がある。
逆に根がついていない植物は簡単に抜けるし、生命力が弱い。雑草は抜いても抜いても生えてくるけれど、その理由の一つは根が残っているから。本当に「根絶やし」にしたいのであれば「根こそぎ」引っこ抜かなければならない。
「根」がつく表現が日本語には多い。
他にも、根がつく、根のいいやつ、根も葉もない噂、根を下ろす・・・
音読みでも、根気、根性、根限り、根拠、根幹、根本、根を詰める、悔恨を残す、精も根も尽き果てる・・・
豊かな自然と四季に恵まれた日本という国では植物は常に身の回りにあり、我々人間が学ぶことも多かったに違いない。
一昨日、昨日と「根」のつく表現をタイトルにした。(根を伸ばす http://d.hatena.ne.jp/norio373/20110619 根を腐らせる http://d.hatena.ne.jp/norio373/20110620)
2日続いたのであれば、3日は続けなければと「根性を出し」、「根気強く」内容を考え、「根を詰めて」ブログを続けた。ここで諦めたら「悔恨を残す」ことになりかねないし、諦めの早いやつだと「根も葉もない噂」を立てられると思ったから。
あ〜、疲れた。精も根も尽き果ててしまった・・・