誰かに恋をしたとする。
その相手がTwitterやFacebookをしていたり、ブログを書いているのを発見したら、読んでみたくなるのが人情というもの。
一人でドキドキしながらPCのモニターやモバイルの小さな画面に目を凝らす。
息を飲む。
文明の利器を操作する指と目だけが忙しなく動き回る。
心は高鳴り、やがて落ち着きを取り戻す。
読んだ内容が恋心を高めることになればそれはそれでいい。まずはネット上でコンタクトを取ってもいいし、いきなりリアルにアプローチしてみることだってできるだろう。
逆に、幻滅してしまったなら恋はそこで終わる。何も始まらないままに。
ネット上にはこんな「恋愛の残骸」が星の数ほど横たわっているのではないか。
もしかするとネットが時折重たくなるのはその残骸たちのせいなのかもしれない。
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経・・・