透明感のある声
手嶌葵さんの歌声を聞いてそう感じた。
スタジオジブリの「ゲド戦記」 主題歌 「テルーの唄」や「時の歌」を初めて聴いた時の印象だ。
なぜそう感じたかはわからない。
歌声がすーっと心の中に入ってきた。
しばらくの間滞在し、またふーっと通り過ぎていった。その余韻だけが心に残っている。
不思議な感覚としか言えない。
現実感のない、
透明感のある、
そばにいる感じがしない、
それでいて存在感のある、
声
まるでゲド戦記の中で彼女が演じたテルーのような存在だ。
来月にはジブリ新作「コクリコ坂から」が公開される。その主題歌を手嶌葵さんが再び歌うというニュースを耳にした。
彼女の透明感のある声に出合える日を今から楽しみにしている。