歯の定期検診

定期検診のために4ヶ月ぶりに歯医者さんを訪ねた。



まずは歯科衛生士さんによる検診と歯石除去が始まった。



新たな虫歯や問題があるかどうかは衛生士さんは教えてくれない。「○○先生に見てもらいますね。しばらくお待ちいただけますか」そう言って衛生士さんは立ち去った。



ドキドキ



裁判官の判決結果を待つ気分だ。



「今回は特に何もありませんので、3ヶ月後にまたお越しください。今日はお疲れ様でした」



ふ〜。



全部合わせて30分弱の検診で3250円。



明細は以下の通り。



初・再診料248点(初診218点 歯科外来診療環境体制加算30点)
医学管理等170点(歯科疾患管理110点 機械的歯面清掃加算60点)
検査400点(歯周精密検査400)
処置(スケーリング64点 スケーリング加算38点 歯周基本治療処置)
合計1082点



上記の妥当性はわからないけれど、社保の自己負担30%で3250円ということは実際には10833円かかっているということ。



この歯科医院は「病気を治す名医でなく、病気にさせない名医になりたい」をポリシーにしていて、歯を治療するための来院ではなく、歯を守るための来院を勧めている。これは個人の立場からも国家財政が逼迫する中、医療費の増大を懸念している立場からも大歓迎だ。



この診療姿勢を社会全体に浸透させていくためにも定期検診の費用をもっと下げる政策が必要なのではないだろうか。



次回の定期検診は年末を考えている。