デザインの世界は奥深い。
国際的なデザインの心得のある人と話す機会があり、聞いてみると国によってデザインの特徴が異なるという。
例えばフランス人のデザインはとにかく「美しい」。
ドイツ人のデザインは「理路整然」としていて、日本人は「スペース(空間)の使い方」が絶妙なのだとか。
日本人の「スペース(空間)の使い方」の妙が最もよく現れているものの一つに国旗が挙げられる。確かに日の丸の白のスペースは広く、その分中央に位置する太陽の存在感は大きく、重い。
世界的な競争が進み、機能や性能面での差別化が段々難しくなってきていることを背景にデザインの力がますます重要になってきている。
身の回りにあるもの全てが誰かによってデザインされている。
目に入るもの全てに「デザインの力」が込められている。
一つひとつの「デザインの力」をもっともっと感じてみたい。
その力を自分の中に取り込むために。