二元論の無意味さ

昨日のブログで男と女の思考パターンの傾向について仮説を立ててみた。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20110915



思考パターンとしての男脳VS女脳というのはいかにも短絡的な考え方。



それでも、二元論で語られることというのはこの世の中で決して少なくない。



善か悪か
損か得か
天国か地獄か
資本主義か共産主義
ネットかリアルか
復興のために増税をするのかしないのか・・・



この世の中に果たして「完全な善」は存在するのだろうか? 
「純粋な悪」は存在するのだろうか?



我々はわかりやすいものに飛びつきやすい。しかし、現実はそれほどわかりやすくはできていない。



自分の中にも善と悪が存在するし、高尚な自分と世俗的な自分が瞬間瞬間で交錯することも珍しいことではない。



議論を簡単にするための二元論であったとしても短絡的な結論に飛びつくことだけは避けたいものだ。



答えはその間のどこかにあるのだから。



そう。



中庸ということ。