アポトーシス

アポトーシス (apoptosis) とは、多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死(狭義にはその中の、カスパーゼに依存する型)のこと。
これに対し、血行不良、外傷などによる細胞内外の環境の悪化によって起こる細胞死は、ネクローシス (ギリシャ語の「νέκρωσις;、necrosis」) または壊死(えし)と呼ばれ、これと区別される。Apoptosis の語源はギリシャ語の「απόπτωσις ; 、apoptosisアポプト−シス」:「apo-(離れて)」と「ptosis(下降)」に由来し、「(枯れ葉などが木から)落ちる」という意味である。



上記はウィキペディアからの抜粋。



「ヴィジョナリストの死」http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111006 をきっかけに「自分の死」について考えようと思った。「出口戦略」http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111011  あまりにも私的で具体的な「自分の死」についてはここで語ることはない。かと言って「死」というあまりにも大きなテーマを深く考察することもない。



少なくとも今の自分では力不足は明白だ。それでも何かの足場作りになればと思い、もうしばらく「死」をテーマにしたトピックを選びたいと考えている。まずはその外苑から攻めるという戦術で今日は「アポトーシス」について考えてみたい。



上記に挙げたように、細胞には個体をより良い状態に保つために自ら死を選ぶ仕掛けが組み込まれているという。



自分が存在している母体(場所)を生かすために自ら命を断つ。その仕組みを持つ。



これは地球という場所に生きる我々も全く同じなのではないか。



我々人間の命も自分たちでは意識せずとも予め死がプログラムされている自死と同義と考えることは無理だろうか。



自分たちの棲む地球という場所をより良い状態に保つために。