満杯のコップ

コップに水が入っている。



半分入っていると思う人もいれば、



半分空だと思う人もいる。



ポジティブ思考とネガティブ思考の例によく使われる例え話だ。



本当は、



コップは常に完全に満たされている。



半分が水で、残りは空気で。



今という状態はいつも完全なのだ。



そのことに気づいていないだけ。空気が見えないだけで存在しないわけではない。



そんな仮説を基に周りを見渡すと、世界は、案外、住みやすい場所に見えてくる。