一昔前は、よい商品である限り自然に売れると信じられていた。
今は、よい商品が世の中に溢れかえっている。
だから、よい商品も「売る努力」が足りなければ売れることはない。
それだけ競争が激しくなってきているということ。勝負の分かれ目が先に進んだということ。
何かを売るというのは容易なことではない。
マーケティングは必要だし、仮説を立て、計画を立案し、実行、検証を繰り返していくことが求められる。知恵と工夫もなければならないし、何より売る商品への愛情がなければ消費者が買いたいという気持ちになることはない。
何かを売るということ。
それが自分を鍛え、高めることになる。
自分という商品を高めることにもなる。
自分という存在も商品と言えるのだ。
何かを売るということは結局自分を売るということなのかもしれない。
