皆既月食

今夜は11年振りの皆既月食が見られる日。



読売新聞からの抜粋だ。



 月が地球の影に隠れる「皆既月食」が10日午後11時過ぎから観測できる。

 国立天文台によると、月食は午後9時45分に始まり、11日午前1時18分に終わる。月が完全に隠れた状態は10日午後11時5分から約50分続く。

 関東地方では南の方角の高い空で観察できる。日本各地で皆既月食の全てを観測できるのは2000年7月以来、11年ぶりとなる。

最終更新: 12月10日 22時39分



空は綺麗に澄み渡り、月が少しずつ影に侵食されていくのが肉眼でもよくわかる。



家に電話をかけると子供達がまだ起きていた。外に出て月を見てご覧と言うと、しばらくの沈黙の後、歓声が聞こえてきた。



この冬一番の冷え込みで電話を持つ手がかじかんでいる。自分の吐く息が白い。プラットホームで肩をすくませながらもう一度黒い大空を見上げる。







地球という宇宙にある一つの惑星に生きていることを思い出した。



今から電車に乗ってうちへ帰ろう。



時事通信社より



時事通信 12月10日 23時11分配信
 満月が地球の影に入り、全部欠ける皆既月食が10日深夜、日本全国で起きた。同日午後9時45分から一部が欠け始め、11時6分に皆既月食となった。同11時58分まで続き、その後の部分月食は11日午前1時18分に終わる。好天の太平洋側などで観測された。
 月食は太陽と地球、月が一直線に並び、月が地球の影に入る現象。皆既月食の場合でも、太陽光が地球を取り巻く大気で屈折し、月面にわずかに届くため、赤銅色に見えた。
 日本全国で皆既月食が始めから終わりまで起きたのは2000年7月16日以来。次に好条件が整うのは18年1月31日。



あっ、



月が赤い!