閉じられている回路が開く時がある。
それは危機の時。
火事場の馬鹿力という表現があるけれど、危機に直面して初めて開く回路を誰もが持っている。
昨日のブログで「乗り越えられない試練」
は存在しないと書いた。自分の身に降りかかってくる試練は全て克服できると。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120128
その鍵になるのが普段は閉じられている回路。
一見どうしようもないと思うようなことでも、自分でも驚くような力が発揮され、乗り越えられることがある。
危機に追い込まれ、生か死かのような状態になって初めて目覚める回路が脳の中に埋め込まれているということ。
普段は閉じられている回路を危機の時以外にも自由に開くことができれば自分の実力を飛躍的に高めることができるのに。そう思う。
しかし、
次の瞬間、その考えを改める。
閉じられた回路は、言わば緊急避難場所。
災害時にこそ意味があり、価値が高まるというもの。平常時に緊急避難所に住むわけにはいかないのだ。
誰もが「閉じられた回路」を持っていることだけは覚えておきたい。