ブログを書き始めて今日で連続500回目になる。
よくがんばったなという実感は、自分でも驚くほど、ない。
むしろ、あっという間だったという気がする。
最初の100にはそれなりの達成感があった。
毎日書くべき題材を見つけ、それなりに読める文章にするという作業が簡単ではなく、時間とエネルギーと継続しなければならないというプレッシャーがかかっていたから。言わば、努力の裏返しが達成感に繋がっていたということ。
しかし、しばらく経ってからはトピックに困ることはなく、書くという作業もさほど苦にはならなくなっていた。
習慣化されたと言ってしまえば、それで終わりだけれど、考える力をつけるトレーニングが脳に心地よくなってきたということ。
まずは考える材料を探すことから始めた。そのために自分の頭で考えることはもちろん、感性を研ぎすますことが求められた。題材が決まれば、文章を書き始める。書き進めて行くことは自分の考えを削っていき、より明確な形にしていくこと。
言葉の選択はそれでよいか、論理に矛盾はないか、文章は「流れている」か、書き手の欲求と読み手の読み易さを絶えず比較しながら何度も読み返し、手直しをしていく。
こういった一連の作業にはもちろん時間がかかる。しかし、それが脳への刺激になっているのも事実で、それがやめられない本当の理由なのかもしれない。単なる「ブログ中毒」ということ?
それでも一区切りつく回数に喜びがないというわけではない。こうして今日の文章を書いていると、少しずつとは言え、感慨深くなってくる。
次のマイルストーンは2年、そして1000日であろう。
しかし、
その後も引き続き、遥か彼方の地平線を目指して歩いていくことが、
今から楽しみでならない。