「小さな成功体験を積み重ねていくことが大事なんです。」
今日参加したワークショップで印象に残った言葉。
考えてみるとこの言葉はあらゆるシーンに当てはまる。
自分の仕事力アップはもちろん、新卒者を始めとした新人教育、学校での指導・教育、子育てなどなど、様々なシーンでモチベーション向上や自信の養成のために使うことができる。
「成功する」と聞くと、つい大きなこと、すごいことを想像してしまいがち。けれど、その想像の裏側には「難しいこと」「自分とは関係ないこと」が隠れていることが多い。
代わりに「小さな成功」と表すことで、敷居が下がり、誰にでもできる、私にもできる、という空気が一気に流れ出す。
小さな成功とは、例えば、「自分の仕事力アップ」では「毎朝To Doリストを作る」、「学校での指導・教育」においては、遅刻の常習犯に「まずは3日間、8時に家を出る」、子育てでは、「脱いだ靴をきちんと揃える」などなど。本当に些細なこと、小さなことでよい。むしろ、小さければ小さいほどよい。できるかできないかわからないことではなく、ちょっと意識をすればできること。
肝心なのは、「自分で何をするのかを決めること」。誰かに押しつけられたことではなく、自分で決めたことを自分で守ることに意義がある。
どんな小さなことであっても「自分との約束」を一つずつ丁寧に守っていく。
それが「自分を大切にする」ということであり、「成功体験」に他ならない。
そして、
その体験を積み重ねていくことで自信がつき、「自己肯定感」が少しずつ養成されてゆく・・・