彼の地、アメリカ合衆国では、今日7月4日は、4th of July, "Independence Day" =「独立記念日」と呼ばれ、特別な日である。
日本人である我々には恐らくその日が本当に意味することは永遠にわかり得ないであろう。
それでも大きなものから「独立」することの意味を想像することはできる。
独立するということは、自由を勝ち取ると同時に責任を自ら背負うということに他ならない。
それはあたかも親から独立し、巣だっていく子供たちのよう。
改めて考えてみると、我々人間は常に誰かに、何かに依存をしている。
「人」という漢字はお互い支え合って初めて立つことができることを端的に意味している。
それでも、自分を保護し(時には支配し)、支えてくれる存在から離れ、「自立」することが尊いことであることに疑問の余地はない。
自分で立つ「自立」、自分で自分を律する「自律」。
その両方がしっかりできてこそ、本当の「独立」であり、それが初めてできるようになった日が「独立記念日」と呼ばれる。
2012年も後半戦が始まった。
今日という日を『独立記念日」とする人たちは他にもいる。