アメリカメジャーリーグの第83回となるオールスターゲームが日本時間の今朝開かれた。
ゲーム内容、結果、ダルビッシュ投手の出番について全て情報をシャットアウトして家に戻り、録画していたゲームをビールを片手に楽しんだ。
結果はと言うと、ナショナルリーグが8−0でアメリカンリーグに大勝。
ダルビッシュ有投手の出番は残念ながらなかった。
それでも改めてメジャーリーグの凄さを感じた一試合だった。
まさに"All Star Game"。
文字通りスター選手ばかりが集まった凄いゲーム。
日本と違って1試合しかない。
だからこそオールスター戦に選ばれることの意味は小さくないし、選出された選手が凄いプレーをしていた。
特に印象的だったのは、打たれたとは言え、デトロイトタイガースのバーランダーが160kmの速球を凄いところにビシバシ決めていたし、ミルウォーキーブルワーズのブラウン(青木の同僚)はトレードマークである長いバットをブンブン振り回して凄い当たりをかっ飛ばしていたし、ニューヨークメッツのヴィッキーのナックルボールは他のどの投手よりも遅く、誰でも打てそうなのにバットに当たりもしない・・・
ゲームを見ていて感じたのは、選手一人ひとりの個性の強さ。と同時に、一人ひとりに敬意が払われていること。
ファンが選手に対して敬意を持っているだけでなく、選手同士も然り、野球というスポーツに対して、野球ができるアメリカという国に対して敬意が払われていることを強く感じた。
我らがダルビッシュ投手は7回にブルペンに走ったが、結局ベンチに座ったまま投球練習をすることなくゲームは終了。
初めてのオールスター戦で出番はなかったものの何人かの選手と話ができ、楽しめたというコメントを残したとのこと。
出番はなくともその環境を楽しむ、
その心を自分でも持ちたいと思った。