フォローワーシップ

昨日のブログの最後に「フォロワーとしての自分にできることを考えたい」と書いた。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120724



リーダーシップについては巷で様々なことが言われているし、過去のブログでも触れたけれど、リーダーシップに対する言葉として「フォロワーシップ」なるものがあることを知ったのは比較的最近の話。



組織の中でリーダーシップを発揮する人がいる場合、全てをリーダーに任せるのではなく、組織内の役割分担の一つとしてリーダーを支える、リーダーのリーダーシップが発揮されやすいように協力する姿勢のことを「フォロワーシップ」という。



我々の多くはリーダーシップを意識することはあってもフォロワーシップを意識することはこれまでほとんどなかった。組織運営の全てをリーダーに押しつけ、自分の仕事をこなすことだけを考える人の何たる多さか。



元々誰かについていくことを意味するフォローをする人をフォロワーと呼び、その姿勢、あるべき姿をフォロワーシップと呼ぶようになった。言葉が生まれることで概念が明確になり、それまで結果としてあっただけの概念が意図的に作られるようになる。悪いことではない。フォロワーシップという言葉も広がっていくことで結果としてリーダーシップが支えられ、組織運営がより円滑になり、進むべき道がクリアになり、よりゴールに近づけるようになるはず。



自分が所属する組織で自分がフォロワーなのであれば、どうすることがリーダーを支え、リーダーの力を発揮してもらえるかを真剣に考えてみてはどうだろうか。それが結果として組織の成功になり、自分の成長にもつながるはずだから。