人生の地殻変動

昨日のブログで「人生のプレート」が動き始めたという内容のブログを書いた。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120824



人生のプレートがゆっくり動き始めている感覚がある。



ゆっくりとは言え、人生の乗っかっているプレートが動き始めているということはいずれは接しているプレートとの歪みが溜まり、それを解消する作用が働くことになる。



それが巨大地震を発生させ、大津波を引き起こす。



人生の巨大地震と大津波を。



今日の日本経済新聞に下記の記事が掲載された。



シャープ、鴻海と最終交渉へ 出資条件めぐり8月中に
2012/8/25 2:00



 シャープは24日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業によるシャープ本体への出資条件について、今月中の合意を目指し協議する方針を明らかにした。奥田隆司社長らが来週訪日する鴻海の郭台銘董事長と会い、鴻海がシャープ株を取得する際の価格や出資比率などについて詰めの交渉に入る。

 シャープは鴻海による出資を確定させたうえで、主取引銀行から金融支援を取り付け、経営再建策を早期にまとめたい考え。

 郭董事長は日台経済交流を目的とした訪問団の一員として来週、日本を訪れる。訪問団はシャープと鴻海が共同運営する液晶パネルの堺工場(堺市)なども視察する予定。「空き時間でシャープと話をする」(シャープ幹部)ため、両社の協議日程の詳細は固まっていないという。

 両社は3月、鴻海がシャープに9.9%出資することで合意した。鴻海による取得価格は1株550円で、来年3月までに670億円を払い込む予定だった。その後、シャープ株が大幅に下落したのを受け、鴻海側が条件見直しを要求していた。

 みずほコーポレート銀行三菱東京UFJ銀行はシャープの資金繰りを支援するため、月内に1500億円の追加融資枠を設定する検討に入った。こうした動きについてシャープ幹部は「資産圧縮などの自助努力を前提に、短期の資金繰りを支援していただく」と説明。約5000人の人員削減計画については「労働組合と合意した上で、年内に希望退職を実施する」と述べた。以上



シャープや関連会社の社員にとってはまさに大地震や大津波に匹敵する話。全社員がここ数ヶ月のニュース、社内の動きから目が離せない状態になっているに違いない。



こうした状況に陥っているのにはそれ相応の理由があり、ある日突然天から降ってきた災害とは呼ぶことはできない。



プレートはかなり昔から動いており、歪みが溜まっていたはずなのだ。



最終的な責任はもちろん経営者にあるけれど、運命共同体としての日本の企業運営の中で個人の役割と責任も小さくはない。



奥深いところで地殻変動が少しずつ進むのは企業だけではなく、個人も全く同じ。



自分の人生を危機に陥れ、大激変を余儀なくさせる「人生の地殻変動」に対する準備は今この瞬間からし始めなければならない。