思考の始点

ないものについて考えると不幸になる。



あるものについて考えると幸せ感が増す。



思考の始点をちょっと意識するだけで世界が変わる。



自分にはないもの、例えば、頭の良さ、背の高さ、二重まぶた、大きな家・・・ 
自分の勤め先にないもの、例えば、高い給料、休日、豪華な福利厚生施設・・・
自分の国にないもの、例えば、広い土地、豊かな資源、成長盛りの産業・・・



自分にあるもの、例えば、五体満足の体、仕事、住む家、家族・・・
自分の勤め先にあるもの、例えば、理解のある上司、何でも話せる同僚、忍耐力を試させてくれる部下・・・
自分の国にあるもの、例えば、豊かな自然、温厚な人々、興味深い歴史・・・



ないものはない。あるものはある。



ないものに焦点を合わせて考えると、ないことを憂うことしかできなくなる。



逆に、あるものについて考えれば、あることに気づき、感謝の気持ちが湧く。



思考の始点がどこなのかを意識し、コントロールすることが、



幸せを感じる一番の近道なのだと気がついた。