街の中にある海

街の中に突如海が出現した。










































場所は京都駅のすぐそばにある京都水族館



考えてみれば、水族館は海の近くにあるのが相場だったけれど、ここは言わずもがなの内陸に位置している。



今年3月14日にオープンしたばかりで、他にも東京スカイツリーの近くや品川にもぞくぞくと水族館が街の中にオープンしている。



鍵は「人工海水」とのこと。



技術革新で大量の海水を人工的にコストを抑えて作ることができるようになったことが大きいのだという。



京都水族館の展示は海水魚や海獣だけでなく、京都らしさを出すために鴨川や桂川、宇治川などに棲む生き物を扱ったり、山から川へ、そして海に流れていく生態系を再現したり、また、それをわかりやすく体験的に学べるワークショップやバックヤードツアーを企画したりと様々な工夫を凝らしている。



広々としたスペースを使い、大きな建物はモダンなデザインで施設の魅力を高めている。館内は一方通行で迷うことなく展示やショーを楽しめることも思っている以上にストレスフリーで気持ちがいい。



世界遺産満載の京都に、最新の技術を使って未来を切り広げるこの試みが、また新しい企業や技術を生む「母なる海」になることを期待している。



http://www.kyoto-aquarium.com/