面倒くさい、面倒くさい・・・
そんな風にいつも言っていないだろうか?
それが口癖になっているのが先日引退を発表した宮崎駿監督。
数々の名作を作り、世界から高い評価を受けてきた宮崎監督が作品の制作過程で口癖のように「面倒くさい、面倒くさい・・・」を連発しているらしい。
CG全盛の時代に全て手書きのアニメーションを作ること自体が面倒くさいことなのに、彼しか描けないと言われているモブ(群衆)シーンは言わば究極の面倒くささ。最新作「風立ちぬ」でも関東大震災の4秒のシーンを作るのに約1年かかったそうで、史上最も複雑な動きの群衆シーンが誕生した。
まさに史上最高に面倒くさいシーン。
しかし、
宮崎監督は同時にこうも言うという。
「世の中、大事なもののというのは必ず面倒くさいんだ。」
と。
ブログを毎日書くのも面倒くさいし、
改めて身の回りを見渡すと、
面倒くさいと感じられることで溢れている。
それは、
結局、
私たちは大事なものに囲まれているということ。
なんてありがたいのだろう。
そう思うことも、
あ〜 面倒くさい。