老若男女問わず「都合のいい耳」を持っている人がいる。
「都合がいい耳」とは、形がいい耳ではなく、よく聞こえる耳というわけでもなく、ましてや問題がある耳ということではない。
自分にとって都合のいいことしか聞こえない耳のこと(それはそれで大いに問題があるとも言えるけど<笑>)。
英語では”selective listening”とも言う。
自分にとって都合のいいことだけを選んで聞く、理解する。そこに意識が介在することもあるし、ないこともある。
人は誰でも、大なり小なり自分にとって都合のいい風に物事を捉える傾向があるもの。耳から入ってくる言葉を無意識のうちにいいように解釈し、理解してしまう。そこに悪意は存在せず、無邪気ささえ顔を見せることがある。それが周りの人に苛立ちを連れてくる、こともある。
都合のいい耳にならないように「14の心」を鍛えたい。