行動が動機を強める

昨日のブログでは何か一つのことを考え続けるメリットについて考えた。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130111



一つのことに集中し、考えれば考えるほど対象物のことをもっと考えるようになり、理解度が増し、やがて好意を持つようになり、気がつくとはまっていると書いた。



昔読んだ行動心理学のこんな一節を思い出す。



「行動が動機を強める」



誰かを好きになり、その人にアプローチする方法を考え、実際に行動に移していく。



行動に移すことで自分はその人のことが好きという動機を確認することになり、思いが強くなる。



犬が苦手という人の多くは小さい頃に犬に噛まれたり、吠えられたりした経験を持っている。



それが原因だと思っている人が多いけれど、犬に噛まれたり、吠えられたりした事実が原因ではない。その次に犬に遭遇した時に逃げたり、避けたりという自分の「行動」が犬が恐いという「動機」を強めてしまうことが真の原因なのだ。



行動を取る時にはその行動の動機にも注意を向けたい。