締切効果

やる気がなかなか出ない時には「締切効果」を上手く使いたい。



何をいつまでにしなければならないか。



その情報を得るだけで脳が自動的に働き始める。



シンプルなタスクであれば、締切を直近に設定することですぐに取り掛かれる。



大きな仕事の場合は、どうしても最終締切が遠くなってしまい緊迫感が湧きにくい。ポイントは大きな仕事をブレークダウンして、細切れにしたシンプルな仕事一つひとつにデッドラインを設けること。そうすることで確実に大きな仕事も進捗していく。



こういった締切効果は職場においては広く知られ、むしろ当たり前のこと。



それが個人のこと、人生のことになると驚くほど活用されていないのではないか。



今日すること
今週中にするべきこと
今月中にしたいこと
2、3ヶ月内には片付けたいこと
半年、1年以内に結果を出したいこと
2、3年の内に実現したいこと・・・



何とはなしにしたいこと、するべきことはわかっていても明確な締切を設けていないことで、時間だけが経っていく。



何も進まない内に。



いつの間にか時間だけが進んでいて、何もできていなくてもそこには罪悪感ももったいないという気持ちも存在しない。



そこには進歩も成長もない。



あたかも無限に生きられるかの如く時間を過ごしている。



まず最初に意識すべきは、



人生の締切かもしれない。