唐突だけれど、
愛と勇気に関する二つの詩に出合った。
誰かに深く愛されると
人は強くなる。
誰かを深く愛すると
人は勇気を得る。
愛してその人を得ることは最上である。
愛してその人を失うことは、その次によい。
ウィリアム・メイクピース・サッカレー
愛だの勇気だのという言葉は、時にこそばいような、歯の浮くような感覚をともにするけれど、他の言葉との組合せ次第でこれほど力強く、真っ直ぐに心に訴えかけてくることもあるのだとしみじみと感じることになった。
改めて思う。
言葉や概念はありのままの姿(ニュートラル<中立>な状態)でしかなく、受け取り手の在り様、精神状態にかかっていると。
心が荒んでいる時には、否定的な受け取り方しかできず、心が前向きな時には肯定的な受け取り方ができる。
愛こそ全て(All you need is love)
ビートルズの歌も今なら前向きに捉えられるかもしれない。